昨日の中日新聞の朝刊に驚きの記事が。
毎日朝刊に運勢を執筆されていた松雲庵主氏が死去されたと。
いつも運勢が掲載されていたテレビ欄の下のその場所に、ひっそりと。
運勢と言うより訓示と言うのか。
毎朝干支ごとに簡潔にそして深い言葉が。
その運勢を読むのが朝の日課であり楽しみでした。
約60年間続いた連載とのことです。
これは凄いと言うか、言葉がないですね。
何かの事象を語ったりコメントする訳じゃなく、ひたすら心に響く言葉を連ねる。
自分自身が心痛める日も、見えない誰かに毎日毎日言葉を届ける。
凄まじい事だと思います。
以前どんな人なんだろうとネットで検索しましたが、はっきりした人物像はわからなかったです。
姿なき人が初めて姿を見せたのが、この訃報のような気がします。
わたしの中の偉人が逝ってしまわれました。
感謝と惜別をこめて、合掌。