前回の続きです。
柳生博さんが、ひとり枝を払う姿に感動しつつ。
ここは、ひとつ声をかけるべきかどうか悩む。
こういうシチュエーション結構苦手です。
なんて言おうかいろいろ考えて口をついたのが、“こんにちは”...
ごく普通の当たり前のあいさつ一言でした。
柳生師匠も、“あー、どうも”みたいな感じで。
さらに会話をと思った次の瞬間、もう足早に雑木林の中を去って行かれました。
しかし、感動でした。
車止めた目の前に、心の師匠がいたわけですから。
そんな、運命の出会いにときめきつつ、いざ八ヶ岳倶楽部へ。
ギャラリーから中庭をぬけ、我が本命の雑木林へ。
見ようによっては、なんてことはない林なんです。
でも、丹精に作られた自然です。
居心地の良さが格別です。
言葉はいらないです。
日々変化すると、柳生博さんも言われてます。
毎日見てると、昨日との違いがわかるんでしょうね。
時間の変化も、天気の変化も、季節の変化も。
すべて同じ瞬間なんてないんでしょうね。
これが我が家なら時間を忘れてしまうでしょう。
へんな言い方ですが、欲しいなあって思いました。
もうちょっと長くなりそうなので、次回に続く。