この季節、我が家に住人が増えます。
玄関先にツバメの巣があって、そこに居候がやって来るのです。

家を建てたとき、巣を作られるのを嫌い毎朝ほうきで作りかけの巣を落としていました。
すると、ある日保育園に子どもを送っていった時のこと。
息子が、保育園でツバメの本をすごく気に入っていて、自分の家にもツバメが来る話しをしていると聞きました。
でも、ばっちいから巣を落としてるんだとも。
その時、ある先生に新築だからきれいにと言う気持ちもわかるけど、子どもの動物への関心や愛情とか、感受性も大切にして下さいねと言うようなことをやんわり言われました。
それは、今のわたしの考えの原点になったと言っていいくらいの、衝撃的なご意見でした。
自然との共存、あるがままを受け入れる。
そうありたいと思っていて、できていなかったことを、指摘された気分でした。
それからは、我が家とツバメの季節限定の共同生活は続いています。
当初、寝床にしていた場所から、少し移動してはもらいましたが。
我がもの顔のこの子達は、意外となかなか可愛らしいものですよ。