星に近づけたかい

ここ最近、ライブハウスなる所に足を運んでいます。
そう、２０年ぶりくらいに。

ひとりで行くんですが、楽しいですね。
そこには、若かりし頃のわたしのロックスターがいます。
自分と同じように歳を重ね、枯れた大人のロックスターが。

昔はロックなんて言葉にするのも恥ずかしかった。
でも今は、自分にとってのロックンロールが何かを模索しています。
時に広く、そして時に狭く。

精神的なロックスターに憧れて、わたしは故郷を捨てました。
今もその幻に取り憑かれ、彷徨っています。

少年の憧れは、朽ちる事なくここにあります。
少しは、ロックスターの域に近づけたのでしょうか？
夢を見て、夢を見せられる存在に。