王様の悲劇

予感がなかった訳ではないけれど。
ダイスを投げるがごとく、人生を転がしてみた。

神頼みにしたことが、奇跡的に的中して。
決めていた答えを実行するか。
やっぱり最後に決めるのは自分しかいなくて。

ここで留まったとして、そう長くは続かない気がする。
我慢して生きるのは似合わないし。
根本のところで相容れないものを理解するのはしんどい。

何十回も言ってるＮＯを、妄信で捻じ曲げようとする。
何百回言われても、ＮＯなものはＮＯだ。
それでも捻じ曲げようとする。
面倒だからＹＥＳでもいいかと思う。
それは崩壊の始まりだ。

裸の王様には、やっぱり裸がよく似合う。